リンカーン語録Ⅱ
*何歳まで生きたかは重要ではない。いかにして生きたかが重要だ。 *今日責任から逃れることによって、 明日の責任から逃れることはできない。 *今日出来ることを、明日に残すな。 *事を成し遂げる秘訣は、ただ一つの事に集中することにあり。 *自分でできることやすべきことをその人の代わりに してあげても本当の助けにはならない。 *相手を動かそうとする時には、心のこもった、 押しつけがましくない 説得の手を用いるよう心がけることだ。 「一ガロンの苦汁よりも一滴の蜂蜜を用いたほうが 多くの蝿がとれる」ということわざは、 いつの世にも正しい。人間についても同じことがいえる。 *大統領にしても、靴磨きにしても、 世のため、人のために働く公僕だ。 世の中に卑しい業というものはない。 ただし、心の卑しい人はいるものだが。 *誰かが成功をおさめることが出来たということは、 他の人にも同じ事ができるという証明である。 *馬の行きたい方向に馬を走らせるには手間も労力も要らない。 *40歳を過ぎた人間は、自分の顔に責任を持たなくてはならない。 *大抵の人々は、自分で決心した程度だけ幸福になれる。 *もし相手を自分の意見に賛成させたければ、 まず諸君が彼の味方だとわからせることだ。 これこそ、人の心をとらえる一滴の蜂蜜であり、 相手の理性に訴える最善の方法である。 一旦これが獲得できると、こちらの意見を認めさせるのに、 大して手間はかからない。 *悪魔は招かれぬ所へは出向かぬ紳士である。 *経験的に、悪徳を持たない者は美徳をほとんど持っていない。 *私は一つの痛切な願いを持っている。 それは、私がこの世に住んだがゆえに、 少しだけ世の中が良くなった ということが認められるまでは、 生きていたいということだ。 *他人の自由を否定する者は、自らも自由になる資格はない。 *投票は銃弾よりも強い。 *捕まえたときに、追いかける楽しみは終わる。 *主は平凡な顔立ちの者を好むのだ。それゆえにそういう 顔をたくさん造られたのだ。 *一部の人たちを常に、そしてすべての人たちを 一時だますことはできるが、すべての人たちを 常にだますことはできない。 *抗議しなければならない時に沈黙で罪を犯すのは臆病者だ。 *私の祖父がどんな人だったか知らないが、 彼の孫がどんな人になるかにはとても感心がある。 *私は厳格な公正よりも情けの方がより豊かな 果実を実らせるといつも感じている。 *象の後ろ足を捕まえて、象が逃げ出そうとしたなら、 行かせてやるのが一番だ。 *武力はすべてを征服する。しかし、その勝利は長続きしない。 *未来の一番いいところは、一度に一日しかやってこないことだ。 |