リンカーン語録Ⅱ


アメリカの第十六代大統領



*何歳まで生きたかは重要ではない。いかにして生きたかが重要だ。


*今日責任から逃れることによって、

  明日の責任から逃れることはできない。


*今日出来ることを、明日に残すな。


*事を成し遂げる秘訣は、ただ一つの事に集中することにあり。


*自分でできることやすべきことをその人の代わりに

  してあげても本当の助けにはならない。


*相手を動かそうとする時には、心のこもった、

  押しつけがましくない

  説得の手を用いるよう心がけることだ。

  「一ガロンの苦汁よりも一滴の蜂蜜を用いたほうが

  多くの蝿がとれる」ということわざは、

  いつの世にも正しい。人間についても同じことがいえる。


*大統領にしても、靴磨きにしても、

  世のため、人のために働く公僕だ。

  世の中に卑しい業というものはない。

  ただし、心の卑しい人はいるものだが。


*誰かが成功をおさめることが出来たということは、

  他の人にも同じ事ができるという証明である。


*馬の行きたい方向に馬を走らせるには手間も労力も要らない。


*40歳を過ぎた人間は、自分の顔に責任を持たなくてはならない。


*大抵の人々は、自分で決心した程度だけ幸福になれる。


*もし相手を自分の意見に賛成させたければ、

  まず諸君が彼の味方だとわからせることだ。

  これこそ、人の心をとらえる一滴の蜂蜜であり、

  相手の理性に訴える最善の方法である。

  一旦これが獲得できると、こちらの意見を認めさせるのに、

  大して手間はかからない。


*悪魔は招かれぬ所へは出向かぬ紳士である。


*経験的に、悪徳を持たない者は美徳をほとんど持っていない。


*私は一つの痛切な願いを持っている。

  それは、私がこの世に住んだがゆえに、

  少しだけ世の中が良くなった

  ということが認められるまでは、

  生きていたいということだ。


*他人の自由を否定する者は、自らも自由になる資格はない。


*投票は銃弾よりも強い。


*捕まえたときに、追いかける楽しみは終わる。


*主は平凡な顔立ちの者を好むのだ。それゆえにそういう

  顔をたくさん造られたのだ。


*一部の人たちを常に、そしてすべての人たちを

  一時だますことはできるが、すべての人たちを

  常にだますことはできない。


*抗議しなければならない時に沈黙で罪を犯すのは臆病者だ。


*私の祖父がどんな人だったか知らないが、

  彼の孫がどんな人になるかにはとても感心がある。


*私は厳格な公正よりも情けの方がより豊かな

  果実を実らせるといつも感じている。


*象の後ろ足を捕まえて、象が逃げ出そうとしたなら、 行かせてやるのが一番だ。


*武力はすべてを征服する。しかし、その勝利は長続きしない。


*未来の一番いいところは、一度に一日しかやってこないことだ。