ニーチェ名言集Ⅲ


ドイツの古典文献学者、哲学者。




*結婚するときはこう自問せよ。

 「年をとってもこの相手と会話ができるだろうか」

  そのほかは年月がたてばいずれ変化することだ。


*人は常に前へだけは進めない。

  引き潮あり、差し潮がある。


*繊細な魂は、誰かが自分に感謝する

  義務があると知ると塞ぎ込む。

  粗野な魂は、自分が誰かに感謝する

  義務があると知ると塞ぎ込む。


*ある巨匠の作品を演奏するピアニストが、

  その巨匠を忘れさせて、

  まるで自分の生涯の物語を語っているとか、

  まさに何か体験しているふうに見えたとき、

  最もうまく弾いたことになろう。


*われわれ一人ひとりの気が狂うことは稀である。

  しかし、集団・政党・国家・時代においては、

  日常茶飯事なのだ。


*自分について多くを語ることは、

  自分を隠す一つの手段となり得る。


*人は賞讃し、あるいは、けなす事ができるが、

  永久に理解しない。


*他の人に懺悔してしまうと、当人は自己の罪は忘れるが、

  たいてい相手の人はそれを忘れない。


*一切の書かれたもののうち、

  私はただ、その人がその血をもって

  書かれたもののみを愛する。血をもって書け。

  君は、血が精神であることを知るだろう。


*愛の終わりはいつも善悪を越えたところで起こる。


*人は何を笑いの対象にするかで、その人の人格がわかる。


*足下を掘れ、そこに泉あり。


*論争に応ずる場合には、

  双方にとっていちばん不愉快なやり口は、

  立腹して黙っていることである。

  というのは、攻撃者側は一般的に

  沈黙を軽蔑のしるしと考えるからである。


*人が意見に反対するときはだいたいその伝え方が

  気に食わないときである。


*すべての知識の拡大は、

  無意識を意識化することから生じる。


*男の幸せは「われ欲す」、

  女の幸せは「彼欲す」ということである。


*結婚とは、幻想を父とし、必要性を母として

  生まれるものである。


*夫婦生活は長い会話である。


*人生に対してもっと大きい信頼を寄せているなら、

  おまえたちはこれほど瞬間に

  身を委ねることもないだろうに。


*悪人がいくら害悪を及ぼすからといっても、

  善人の及ぼす害悪にまさる害悪はない。


*私を破壊するに至らないすべてのことが、

  私をさらに強くする。


*若者を確実に堕落させる方法がある。

  違う思想を持つ者よりも

  同じ思想を持つ者を尊重するように

  指導することである。


*かに横たわって、のんびりして、待っていること、

  辛抱すること。だが、それこそ、

  考えるということではないか!


*過小評価するより過大評価する方が、

  判断力の欠如を完璧に暴露してしまう。


*人間は行動を約束することはできるが、

  感情は約束できない。なぜなら、

  感情は気まぐれだからである。


*脱皮できない蛇は滅びる。

  その意見を取り替えていくことを

  妨げられた精神たちも同様だ。

  それは精神ではなくなる。


*復讐と恋愛においては、女は男よりも野蛮である。


*人は自分の認識を他人に伝えると、

  もはやその認識を前ほどには愛さなくなる。


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