福沢諭吉語録


明治初期の教育者。




*行為する者にとって、行為せざる者は最も過酷な批判者である。


*進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む。


*独立の気力なき者は必ず人に依頼す、

  人に依頼する者は必ず人を恐る、

人を恐るる者は必ず人にへつらうものなり。


*人間は、負けるとわかっていても、戦わねばならない時がある。

  だから、たとえ負けても勝っても、男子は男子なり。

  勝負をもって人物を評することなかれ。


*今日も、生涯の一日なり。


*学問は米をつきながらも出来るものなり。


*空想はすなわち実行の原案


*一度、学問に入らば、大いに学問すべし。

  農たらば大農となれ、商たらば大商となれ。


*人生は芝居のごとし、上手な役者が乞食になることもあれば、

  大根役者が殿様になることもある。

  とかく、あまり人生を重く見ず、

  捨て身になって何事も一心になすべし。


*信の世界に偽詐多く、疑の世界に真理多し。


*未だ試みずして、先ず疑うものは、勇者ではない。


*学問の本趣意は、読書に非ず、精神の働きに在り。


*社会共存の道は、人々自ら権利をまもり幸福を求むると同時に、

  他人の権利幸福を尊重し、いやしくもこれを侵すことなく、

もって自他の独立自尊を傷つけざるにあり。


*自ら労して自ら食うは、人生独立の本源なり。


*人は他人に迷惑を掛けない範囲で自由である


*ペンは剣よりも強し


*賢人と愚人との別は、

  学ぶと学ばざるとによって出来るものなり。


*人は、生まれながらに、貴賤貧富の別なし。

  ただ、良く学ぶ者は、貴人となり、富人となり、

そして、無学なる者は、貧人となり、下人となる。


*正直は、常に最上の政策である。



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