トルストイ名言集Ⅱ


ロシアの小説家




*よい人間とは、自分の罪をいつまでも忘れないで、

   自分の善行はすぐに忘れる者のことである。

   わるい人間とは、その反対に、

   自分の善行をいつまでも忘れないで、

   自分の罪はすぐに忘れる者のことである。

   自分を許すな。

   そうすれば、容易に他人を許すことができよう。


*愛には三種類ある。美しい愛、献身的な愛、活動的な愛。


*一旦やろうと思い立ったことは気乗りがしないとか

   気晴らしがしたいなどという口実で延期するな。

   直ちに、たとい見せかけなりとも、とりかかるべし。

   いい知恵は浮かぶものなり。


*我々が知りうる唯一のことは、

   我々は何も知らないということである。

   そしてこれが人間の知恵が飛翔しうる

   最高の高みなのだ。


*餓死する者はめったにいない。

   うまいものを食べすぎ、そして働かないために

   病死する人のほうがはるかに多い。


*幸福になりたいと思い、幸福になろうと努力を重ねること、

   これが幸福への一番の近道である。


*子羊を食らう前に泣く狼と、泣かない狼では、

   どちらがより酷いだろうか。


*自ら精神的に成長し、人々の成長にも協力せよ。

   それが人生を生きることである。


*嫉妬とは、愛の保証への要求である。


*小さな変化が起こるとき、本当の人生が送られます。


*深く愛することのできる者のみが、

   また大きな苦痛をも味わうことができるのだ。


*人と一緒に暮らしている時は、

   あなたが孤独な生活で知ったことを忘れてはならない。

   また一人きりになった時には、

   人間との交流によって知ったことを

   よく検討してみることである。


*戦いに勝つのは、必ず勝とうと堅く決心した者だ。


*多くの女性を愛した人間よりも、

   たった一人の女性だけを愛した人間のほうが、

   はるかに深く女というものを知っている。


*怒りは他人にとって有害であるが、

   憤怒にかられている当人にとっては

   もっと有害である。


*美女が女神だと思うなんて、

   なんという奇妙な勘違いだろう。


*きわめてつまらない小さなことが性格の形成を助ける。


*幸せになりたいのなら、なりなさい。


*愛は人生に没我を教える。

   それ故に愛は人間を苦しみから救う。


*金のないのは悲しいことだ。だが、あり余っているのは

   その二倍も悲しいことだ。


*幸福な家庭はどれも似たものだが、

   不幸な家庭はそれぞれに不幸である。


*死への準備をするということは、

   良い人生を送るということである。

   良い人生ほど、死への恐怖は少なく、

   安らかな死を迎える。

   崇高なる行いをやり抜いた人には、

   もはや死は無いのである。


*自分を憎む者を愛してやることはできるが、

   自分が憎む者を愛してやることはできない。


*女 – それは男の活動にとって、

   大きなつまずきの石である。

   女に恋しながら

   何かをするということは困難である。

   だがここに、恋が妨げにならない

   たった一つの方法がある。

   それは恋する女と結婚することである。


*人間が幸福であるために

   避けることのできない条件は勤労である。


*人間は、すべての可能性を自分の内に備えている。


*人生の意義を探し求めようとしない者がいるならば、

   その人間は生きながら死んでいるのだ。


*正しい結婚生活を送るのはよい。

   しかし、それよりもさらによいのは、

   ぜんぜん結婚をしないことだ。

   そういうことのできる人は

   まれにしかいないが、

   そういうことのできる人は実に幸せだ。


*敵はいるであろう。しかし、彼らのために

   苦しまないようにしなければならない。

   敵がいることが「苦痛でない」だけでなく、

   むしろ「喜びである」ように

   行動しなければならない。


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